活動について
活動は、毎月1回の例会と委員会活動が基本です。
例会は、日本BPW連合会が掲げる統一テーマに沿って、今日的な問題に視点をあてた具体的なテーマで外部講師を招いたり、会員が講師を務めての勉強会や、会員による討論会、情報交換会、調査研究などを実施します。この結果は、年1回実施される北海道・東北ブロック研究会や連合会大会の際に集約されます。
委員会活動は、メンバー全員が企画・組織・広報・国際・財務の5委員会のいずれかに所属し、それぞれの活動を通して執行部とともに会の運営を担います。
このほかの活動として講演会・シンポジウムを実施し、会員外の方にも多数参加いただいています。
取り組みについて
私達は、男女格差是正の為、厚生労働省が一年に一度発表する『賃金構造基本統計調査結果の概況』を基に算出される【イコール・ペイ・デイ】を知ってもらう活動を行っております。
「イコール・ペイ・デイ」=「同じ賃金を手にする日」
SOURCE
2018年4月4日 秋元克宏札幌市長 公式訪問
イコール・ペイ・デイ(EPD) = 「同じ賃金を手にする日」
2020年は5月6日です。男性が1年間で得る賃金を、女性は1年を超えて働いてようやく同額となる日がイコール・ペイ・デイ です。
日本では、男性が2019年の1年間で得た賃金と同額を女性が手にするためには1年では足りず、2020年5月6日まで働くことになります。
日本は、男女賃金格差大国。OECD ワースト3位です。
女性の平均賃金が男性より低いのは残念ながら世界共通です。
世界各地でこのキャンペーンに取り組んでいるのが 働く女性のたちの団体、BPWです。
賃上げ闘争ではありません。賃金格差があることを様々な立場の方に理解してらうために、各国の仲間が知恵を絞って活動しています。
札幌クラブでも、男女の賃金格差がどれだけあるかを、目に見える形で社会に知らせるEPD(イコール・ペイ・デイ)運動により、男女の賃金格差解消を目指しています。
※引用元:日本BPW連合会
EPD推移
【EPD(イコール・ペイ・デイ)の算出方法】
- 格差分の日数を算出
男性の年収を得るのに女性の賃金では 1 年を超えて何日かかるか計算
男性の年収(賃金 A×12 カ月)÷女性の日収(賃金 B×12/365)-365 日=1 年を超え た格差分の日数C - 暦日付を算出
格差分の日数から暦日を算出、小数点以下は切上(*閏年は 2 月を 29 日計算)
【計算方式変更】
2018年まで、男女の賃金格差の比率から算出していましたが、それでは男性賃金がベースになるため、2019年から賃金の差額を得るために実際に女性が何日余分に働く必要があるか、女性の賃金の日割りで割り出す方式に変わりました。
例:男性年収 400 万円、女性年収 300 万円の場合、25%の格 差と 100 万円の差
従来方式:1 年の 25%(1/4)働く必要がある
…つまり 3 月末
新方式: 年収 300 万の女性が不足の 100 万円を稼ぐには、
1 年の 1/3 働く必要がある
…つまり 4 月末
活動報告
2019年
ヤングスピーチコンテスト(YSC)
ヤング・スピーチコンテストは、「これからの女性が社会的地位を獲得していくには、いかに自分の考えをアピールできるかが鍵になっていくる」というその重要性を認識し、BPWが若い女性にその場を提供する事を目的に 2003年度から、年に1度実施されています。
【対象】20~35歳以下の女性
仕事・職業に自分の意見を持つ人
【内容】keyword『私と仕事・職業』に沿ったテーマで、
自己PRや社会活動等について日本語で発表
パワーポイントの使用は不可
(ただし、スピーチ補助のため、小道具や写真等を10秒以内で紹介する程度は可)
【スピーチ時間】5分以内
札幌クラブでは、毎年参加者を推薦し、参加のサポートをしています。
<札幌クラブ推薦者>
2013年 原田沙斗さん
2014年 平野アナさん
2015年 木村彩子さん
2016年 本間真由さん
2017年 李一程さん
2018年 高草木陽子さん
2019年 坪田栗乃さん
2020年 開催中止
2021年 大塚紗弓さん